ありがとうの反対は? ≪施設長 樋口≫
ちょっと前にSNSで「挨拶は必要か」みたいなことが論争になったみたいで、世も末だなぁと。挨拶が必要かどうかなんて言うまでもないので書きませんけど、挨拶って凄くないですか?知らない人からいきなり話しかけられたら不審者だと思われてしまいますけど、知らない人でも挨拶だったら許されちゃうんですよ。これが「必要ない」なんてもったいなさ過ぎでしょ。どうも樋口です。
話は変わって、皆さんは毎日誰かに感謝してますか?
家族、友達、職場の同僚、上司、部下、ちょっと立ち寄ったお店の店員さん、など。
いてくれてありがたいな、と思えてますか?
洗濯してくれてありがとう。
愚痴を聞いてくれてありがとう。
働いてくれてありがとう。などなど。
では、ありがとうの反対語を考えたことはありますか?
ありがとうの反対語は「当たり前」です。
家事をするのが当たり前。
友達なんだから私の愚痴を聞くのは当たり前でしょ。
社員なんだから会社に尽くすのが当たり前だ。
働いてやってんだからボーナスが出るのは当たり前でしょ。
こっちはお客様なんだから当たり前だろ。
感謝を忘れると人は性格が悪くなります。
みなさんも「当たり前」と思ったり、「当たり前だ」と言ったりしていませんか。
もし当たり前だと思っていることがあったら、一度それが「当たり前ではない」と考えてみてください。
自分が今不自由なく暮らしているのは当たり前か
犯罪にあわないのは当たり前か
仕事があるのは当たり前か
社員が働いてくれることは当たり前か
すべて当たり前ではない、と考えたら少し幸せな気分になりませんか。
ありがたいなって思いませんか。
ある日、電車で席を譲った。「ありがとう」と言われた。お互い嬉しいじゃないですか。
「若者は席を譲るのが当たり前だ」じゃ何も嬉しくありません。
日々感謝できる生活は自分を豊かにしてくれます。そのありがとうを相手に伝えられたらもっと幸せになれます。幸せな気持ちも、性格悪くなるのも自分で選べるし作れるんです。
ってことで、久しぶりに今の私の幸せを見てください。
元保護犬、現在は過保護犬のおもち(ペキニーズ)です。
自分の周りにあるすべての「当たり前」に日々感謝、日々是好日です。
※日々是好日とは…毎日がいい日、毎日が自分次第で幸せになれるいい日、などの意味