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どうせなら ≪施設長 樋口≫

タイトルに合うサムネ画像を探していたのですが、合う画像がなく、AIに頼んだらこのざまです。

何だこの絵は、怖いわ。どうも樋口です。

 

知ってます?11月って「いいお尻の日」が2回もあるんですよ。

11月4日(1104→いいおし→いいお尻)と11月30日(11月の最後の日だから、イイケツ)の2回です。これは豆知識です。

さて、11月には「介護の日」もあるって知ってますか?それが11月11日です。

平成20年に厚生労働省が定めたもので、

「いい日、いい日、毎日、あったか介護ありがとう。」

のいい日、いい日の頭文字をとって11月11日となりました。

若い世代には「ポッキー&プリッツの日」の方が馴染みがあるかも。

ちなみに、日本記念日協会によると11月11日には記念日が40個以上あるそうなので、11月11日が誕生日の方、誕生日ではないけど興味がある方、興味はないけどどうしようもなく暇な方は調べてみてください。

話は変わり、11月は居酒屋こはるの開催月です。毎年、焼き鳥、おでんなど、その場で出来立てアツアツを提供させてもらってます。過去の写真はこんな感じ。

こういうイベントをやると、やっぱり人に喜んでもらうっていいなあと感じますよね。

なんで介護の仕事を始めたのか、人それぞれかも知れないけど、絶対に「人の役に立ちたい」とか「誰かを助けたい」って思ったはず。「どうせなら」って言葉が頭についてもいいと思うんですよね。私だってどうせなら人の役に立ちたいし、どうせなら人に喜んでもらいたいし。

介護の仕事って、メディアやいろんな団体の広報ほど決して華やかじゃないし、時には辛いこともあるけど、その分、楽しい事や嬉しい事も多いっちゃ多いです。少なくとも私は営業のサラリーマンやってた時より介護の現場の時の方が楽しかったです。営業マンって顧客から呼び出される時ってあんまりいい事ないんですよね(笑)怒られて、怒鳴られて、成績悪いと上司からも怒鳴られて。

「お前、この前も言ったよな!?」って。

で、ひょんなことから始めた介護の仕事、もちろん新人の私はミスもするし失敗もするんですけど、認知症の高齢者は忘れてくれたんですよね。「前も言ったよな」なんて怒らなかったんです。最初は「ラッキー」なんて思ってましたけど、そうこうしているうちに、人は贅沢ですね、覚えてもらいたくなるんです。この人に覚えてもらうにはどうしたらいいか、この人の心に触れるには何をしたらいいか。どうせならいい事で、いい印象で覚えてもらいたいな。ってなるんです。

一方は介護が必要な方で、もう一方は介護をする人、せっかく出会えたんですからどうせなら笑顔の時間が多い方がいい。

「どうせなら」結構大事な言葉かも。

さぁ居酒屋こはる、開店です。