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朝の占い ≪施設長 樋口≫

朝の情報番組でやっている星座占い。
特に見ているわけではないのだけれど、耳に入ってくるし、聞いてもいないのに家族が
「12位だったよ」「ラッキーメニューは○○だって」
と教えてくる。
そんなメニューを食べる予定もないし、そのメニューを晩御飯で食べて開運したところであとは寝るだけだ。
そもそも12位がそれを食べたところで1位に躍り出るわけでもないだろう。
ただ、朝から最下位だと言われているようでいい気分ではない。
だからと言って「いちいち言うな」と言うほどの事でもない。
家族に言われた時、いつからかこう答えるようになった。
「なんだ、ほぼ1位か」
最初は強がりだったかもしれない。
でもそれを毎日言い続けた。
実際1も12も数ある自然数で考えれば大差ない。
12位だろうが7位だろうが2位だろうが
「なんだ、ほぼ1位か」
そうするとどの順位を告げられようと気にならなくなった。
2位~12位の時は
「なんだ、ほぼ1位か。」
1位の時は
「今日も1位か」
これを繰り返すと毎朝同じ気持ちで家を出ることができる。
何にも左右されない不動心を身に着けたような気分だ。
朝の星座占いで順位が低いと気分が落ちたり、悪い事があると「今日12位だったからなぁ」と星座占いのせいにしてしまう人は試してほしい。
(効果の保障は致しかねます)

何となく憂鬱な朝の一歩くらい自分でコントロールするのさ。