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働く≒自己実現 ≪施設長 樋口≫

先日、神奈川県小田原市にあります社会福祉法人小田原福祉会潤生園さんのフットサルチームと交流戦を行ってきました。サムネはうちの社員とのツーショットです。

やっぱり体を動かすのはいいですね。たるんだ心とお腹が引き締まる思いです。一番の思い出は潤生園の職員さんに「お若いですね」と声をかけられたことです。43歳樋口、嬉しかったです。私自身のプレーは、シュートを打てども打てども1点も決められなかったので他の記憶は抹消して、いい思い出だけ覚えておきます。

ただ、普段一緒に働いているメンバーと仕事じゃないことで熱くなったり、笑い転げたりできるのはホントいいですね。

さて、皆さんはなんの為に働いていますか?
お金のため、将来のため、家族のため、それぞれ理由はあると思います。

「別になんのためでもない」なんてカッコつけても「生きてくため」と言えるでしょう。

これらは全部、自己実現のためです。

新しい職員が入ってきたときに必ず言うのですが、労働は懲役でも徴兵でもないのですぐ辞めることができます。世の中、パワハラやストレスで壊れてしまう人もいます。そうなる前にそんな職場は離れてもいいのです。基本的に日本で働いている以上あなたは自由です。万が一、今いる場所で「壊れそうだ」ってなったら辞めちゃっていいんです。職場は星の数ほどあります。

一般に格闘家でもない限り、働くということは自らを誇示するために行うものではありません。職場も出世して偉そうにする場所でもパワハラを行う場所でもありません。もちろん部下が逆パワハラをしたり、好き勝手やったり、いじめをしてもいい場所でもありません。

あなたは期待通りの労働力を会社に送ります。会社はあなたに労働に見合った賃金を送ります。

お互い求められたものを送り合うギフトの関係です。

どっちが偉いとか、地位があるとか、本来は関係ありません。施設の中の職種でも、どの職種が偉いなんてありません。それぞれ役割が違うだけです。

これが本来の会社の姿だろうと樋口は思っています。

だから入職した人には安心して自己実現の為に頑張ってほしいし、もしダメでも辞めちゃえばいい、人生がダメになるわけじゃないしって話をします。

まぁ樋口は仕事で偉そうな態度はとらないので、フットサルでミスをすれば社員であるチームメイトに冷やかされます。

「今の(ボールは)樋口さんでしょ~」

「えぇ、俺ぇ?」

「樋口さん、点決めました?(嘲笑)」

「決めてませんけど(憤怒)」

上下はあんまりなくて、横に広がっていくイメージで仕事はしていきたいですね。上に伸びるより横に広がった方が滑りにくそうだし倒れにくそうだし。

コロナ禍で一気に薄れていった今回のフットサルみたいな横のつながりが、みんなの「働く≒自己実現」の付加価値になってくれればいいなぁ。

この中のどれかが樋口です。

潤生園の皆さん、ありがとうございました!