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災害ボランティア ≪施設長 樋口≫

先日会社をお休みして熱海市伊豆山地区の災害ボランティアに参加してきました。
伊豆山の土砂災害におけるボランティアは誰でも参加できるわけではなく、
熱海市に在住している者、つまり地元の人間だけが登録後参加できます。
私は熱海市在住なので、同級生が立ち上げたボランティアのグループに入れてもらい、
今回の参加となりました。
熱海市役所に集合し、検温、参加登録、オリエンテーションを受け、送迎バスで現地入り。
現地で現状の説明や注意事項(スマホ撮影禁止など)を告げられ各場所に配属されて作業を開始しました。
国道沿いは7月29日通行再開ということもあり、見た目は片付いているように見えましたが、建物の中や少し裏の路地に入ったところはまだまだ土砂があり、それを片付ける作業を行いました。
人の役に立ったとか、良いことをしたとか、そういう感覚は全くなく、災害への無力感や、片付かない土砂に黙々と作業をしました。
何日も現地で活動をしているという女性看護師の方が、活動が始まる前の写真を私に見せ、「最初はこんなだったのがここまできれいになったんですよ」と教えてくれました。「人のチカラって凄いんです」と話していたのがとても印象に残っています。
今後もスケジュールが許す限りボランティア活動には参加します。今、できることを今。