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自責と他責と○○ ≪施設長 樋口≫

サムネの画像が5月13日撮影で上のツバメは5月22日撮影です。

X(旧Twitter)にもあげましたが、1週間ちょっとでこの成長はずるい、ずる過ぎる。

人間なんて1週間じゃなんにも変わらないのに。

さて、話は変わって皆さんは自責思考と他責思考という言葉をご存じですか?

自責思考とは、何かが起きた時にその要因は自分にあるという考え方。例えば、スポーツなどで勝てなかった時、「自分があのシーンでもっと頑張れたら」と自らを省みるような考え方ですね。試合後のインタビューとかでもよく見る光景かも知れません。

他責思考は、何かが起きた時にその要因は自分じゃない周囲のせいであるという考え方。と言えると思います。同じようにスポーツで考えれば「チームメイトが下手なせいで負けた」「審判が贔屓したせいで負けた、俺は悪くない」って感じです。こんな選手なかなか見かけませんね。ま、これだけ見ると他責思考の人、めちゃくちゃ性格悪いですよね。

実際、他責思考の人は人間関係で苦しむことが多くなりますし、特にビジネスシーンやスポーツなどのチームワークが必要な場面ではほとんど成長しません。周囲の足を引っ張る人が多いです。

「自分が上手にならないのはコーチの教え方が悪いから」

「自分の成績が上がらないのは先生の教え方が悪いから」

「自分の給料が上がらないのは社会のせい、親のせい」

という考え方になるので当たり前ですよね。

ただ、あなたは自責思考と他責思考どっちか、という話ではありません。

無理に自責思考であり続けようとして「全部自分のせいだ」と思い詰めてしまう人もいるかもしれません。

大事なのはバランスです。

軸足は自責思考であった方がいいでしょう。でも世の中には「これは自分じゃどうにもなんねぇな」って事がいっぱいあります。そんなことまで思い詰める必要はありません。

どんな問題や課題も整理してバラバラにすると「自分の課題」と「自分以外の課題」に分けられます。考えるべきなのは自分の課題です。自分以外の課題は多くの場合考えなくても大丈夫です、もうしょうがないんです。

アドラー心理学の課題の分離に近いかも知れません。

人生というのは生まれてから死ぬまで毎日選択の繰り返しです。

その選択が良い結果になることもあればよくない結果になることもあります。

でも、すべてがあなたのせいではありません、もちろんすべてが周囲のせいでもありません。

ただ、現実としてあなたが置かれている状況はあなたが選択を繰り返してきた結果です。

その中には自分のせいじゃないこともあります、でも他責思考で「あいつのせいだ」「世の中のせいだ」と考えるより、自分以外の課題として、「しょうがない」と片付けちゃったほうが絶対に次に進めます。

正直、先に話した通りスポーツマンのインタビューなんかみんな自責思考で話しててカッコいいじゃないですか、あれが他責思考でインタビュー受けてたら子供に嫌われますよね。

自責思考と他責思考はバランスよく使い分けるように意識してみてください。このバランスこそが重要です。

樋口は自責思考5割、他責思考1割、しょうがないんじゃね4割で生きてます。きっと黄金比です。