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雛人形 ≪施設長 樋口≫

2月22日にお雛様を出しました。

台を用意したり、パーツが細かかったり、いろいろ手間なので後回しにしていたら職員さんが飾ってくれました。

立派ですね。

出すのが遅かったのでしばらくの間飾っておきましょう。

雛人形を片付けるのが遅いとお嫁に行くのが遅れるとよく言いますが、きっと入居者の皆さんは許してくれると思います。

でも何十年も毎年出しては片付けてを繰り返していた雛人形、ちょいちょい手ぶらで座っているだけの人もいます。

 

楽器か何か棒状の物をもっていたのでしょうか。

この人に至っては何を持っていたのか想像もつきません。手前の人に「気」を送っているみたいです。

重箱はまるまる無くなってます。

いろいろ無くなっているのですが、雛人形に込められた「子供の幸せ」を願う気持ちは変わりません。

入居者の皆さんにも両親がいて、きっと幸せになってほしいと育てられたはずです。

今、天国にいるその両親に代わって手助けをしていることを全国の介護職員には忘れてほしくないですね。

なんだか「雛人形は結婚という価値観の押し付けだ」という人も世の中にはいるみたいなんですが、まぁその人はその人の価値観でいいので、私は入居者の両親の思いを毎年続けます。(無くしたパーツ探します)