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ご一緒にお茶を飲みながら ≪デイサービス心花春≫

こんにちはでサービス心花春広報担当です。
今日は私の幼いころの思い出をお話したいと思います。
私の両親は小さな床屋を営んでいました。田んぼの広がるのどかな田舎の床屋さんです。
まだ介護保険はなく、福祉制度も遅れていた時代のお話です。
父は仕事が休みの日に、時々ハサミなどの道具を携えてバイクにまたがり出かけることがありました。
子供心に「せっかくのお休みに何で出かけてしまうのか」とおへそが曲がったのかもしれません。
帰ってきた父にどうして出かけてしまったのかと問い詰めたことがありました。
そんな私に父は
「今まで散髪に通ってくれていたお客さんから久しぶりに連絡があった。
 寝たきりになってお店に行けないから来てもらえないかとお願いされた」
そんな内容の話をしてくれました。
そしてその方のご自宅で散髪が終えてからも話が尽きずに、散髪に行くたびに長居をしているんだと笑いながら教えてくれました。
きっと父にしてみれば、馴染みのお客様が父と会うことを心待ちにしてくれていることが嬉しかったのかも知れません。

介護保険制度で高齢者を支える環境が整いつつある今の時代でも
孤立や孤独は大事な課題の一つです。
デイサービス心花春にどうぞお茶を飲みにいらしてください。
デイサービス利用の目的は”おしゃべり”という方大歓迎です!
美味しいお茶をご用意してスタッフ一同心よりお待ちしています。